夢は何ですか？

と聞かれるのは子供の時だけで、大人になってから聞かれることはないし
大人になって夢を語り続けてたら、ちょっと痛い人…？
なんて思われがちで、

大人になると
現実という壁で、自分の周りの柵ができてしまい
未来の道もなんとなく見えてきます。

その時の私は、夢は特にないけれど
自分が変わらなければ何も変わらないという一心で

単純な私は、サロンをオープンすることを目標にしたのでした。

試験に落ち、まだエステセラピストにもなれてない時

これから先、自分のサロンを開くことを目標に頑張ってみませんかとお話を頂き
自分のサロンなんて想像もつかなかったのですが

そのお言葉は
明るい先が何も見えていなかった私に、ちょっとした夢を与えてくれました。

自分は何がやりたいのか…その時の私なりに考えたのは

私は人と接するのが好き。

おしゃべりしたり、一緒に笑ったりしたい

エステは不器用かもしれないけれど　
綺麗になるように心を込めてさせていただくことが

お客様に届いたら、自分はどんなに嬉しいかと想像し

エステを通して人と繋がりたい。

再度、エステセラピストになると決意したのでした。

壁にぶち当たった時、自分は本当は何がしたいのか…
真剣に考える機会を与えてくれます。

エステセラピストになって　私は何がしたいのか
本当にやりたいことなのか…

ただ自分が変わりたいと思っていただけの私に

試験に落ちたことは　自分の本当の気持ちを　再確認させてもらえる

良い時間を与えてもらいました。

研修、勉強期間を経て、最終日に認定試験が行われます。
緊張が半端でない私は、相変わらず手は勝手にバイブレーションになりながら
一生懸命頑張りましたが、結果は不合格でした。

もともとエステがやりたかったわけでもない私に、最初の試練がやってきました。

最初は落ち込みましたが
再試験というのがあるのを知り、それに向けて頑張ることになりました。